概要
XIAO ESP32S3/Senseという超小型マイコンで、ストリーミング配信+人検知しました!
21mm×17mmサイズのマイコンで、配信+AI処理もできるのは凄いですね。
Seeed Studio XIAO ESP32S3 Sense(21mm×17mmの凄く小さいカメラ付きマイコン)で、ストリーミングを試してみました。
— aki310 (@fox_aki310ooooo) 2024年1月28日
動作が不安定だけど、このサイズで配信webサーバ立てて顔認識・認証のAI処理動かせるのは強い#ESP32S3 #esp32 pic.twitter.com/egXqiib6js
デバイス購入元
Seeed Studio XIAO ESP32S3 Sensewww.switch-science.com
動作過程
公式のGetting Startedを上から実施しました。
Arduino IDEにESP32最新ライブラリを導入し、ESP32S3デバイス選択。
ストリーミング用のコードを以下からダウンロードし、書き込み。
手順にあるリセットを飛ばして書き込みしたところ、以下エラーが発生。
E (20819) sccb: SCCB_Write Failed addr:0x30, reg:0xff, data:0x01, ret:-1
E (20820) sccb: SCCB_Read Failed addr:0x30, reg:0x0a, data:0x00, ret:263
E (20821) camera: Detected camera not supported.
E (20825) camera: Camera probe failed with error 0x106(ESP_ERR_NOT_SUPPORTED)
Camera init failed with error 0x106
リセットピンを押して再度書き込みしたところ、Webサーバが立ち上がりました。
ブラウザからアクセスするとリッチなUIが開けました!
ストリーミング画像サイズを選べます。
(FPSとのトレードオフで、体感はUXGA:0.2FPS、QVGA:1FPS、96×96:2FPSくらい?)
顔検知・顔認証機能も搭載していました。AI処理もできるのは凄いですね!
デメリット
無茶苦茶熱暴走します。
・3分くらいストリーミングしたら画が欠けだす
・10分くらいで配信がストップする
という状況でした。。
実用にはストリーミング間隔を長くするなど処理を軽くする、ヒートシンク等で冷却を頑張る必要がありそうです。
ノイズで何も見えない。。